ふるさと北九州の自然

皆さんは、どれくらい知っていますか。

1 山と川
山については、まだまだ名前のついた山がありますので、少しずつ増やしてゆきます。
2006年8月18日開設
2018年8月16日更新

一番高い山 標高 m その他の山 標高 m 一番長い川 その他の川
門司区 戸ノ上山 517.8 古城山 175 奥畑川(4.9km)
相割川 錦川 山中川
大川 白木崎川 大積浜方川
清滝川 貴船川 金山川
村中川 葛葉川 随京川
櫛毛川 藤見川 三口川
羽山川 蟹喰川 三十田川
太刀ノ浦川 落合川 六田川
笠石川 田畑川 スタヌキ川
原田川 戸ノ上川 大坪川
奥迫川 水無川 猿喰川
鳴竹川 高田川 松の川
清見川 中原川 井出谷川
宗利川 根二川 谷川
本川 十田川 白石川
堀川 稲積川 長谷川
みどり川 松竹川 井ノ浦川
丸山川 高瀬川  
栄川 殿様川  
筆立山 105
三角山 194
風師山 362
矢筈山 266
八窪山 183
砂利山 253
打越山 177
金山 216
丸山 39
岩山 166
大谷山 152
城山 210
陣山 81
小倉北区 足立山 597.8 妙見山 514 紫川(19.8km)
板櫃川 延命寺川 永添川
神嶽川 富野川 富田川
砂津川 東港川 梨の木川
城内川 蛤川 小山川
小熊野川 妙見山田川 高田川
赤坂川 妙見川 境川
砲台山 440
陣ヶ尾山 290
引地山 42
小倉南区 福智山 900.6 鋤崎山 285 竹馬川(6.3km)
合馬川 稗田川 上貫川
志井川 平原川 下吉田川
東谷川 溝尻川 吉田川
貫川 長行川 狸川
井手浦川 道瀬川 中の谷川
長行山田川 加用川 船板川
志井川 小原川 路木川
立花川 葛原川 鍋河内川
茶屋川 山寺川 麻生川
東谷川 安光川 原川
 母原川  沼川 四ヶ川
大野川 横代川 最妙寺川
朽網川 津田川 滝の口川
田原川 茶屋川 轟川
長野川 奥畑川 畑川
重住川 引地川 細川
野良川 立花川 芦刈川
中条川 梅本川 福智川
石田川 タカトリ川 山の神川
蜷田川 小森川 吉原川
高蔵山 357
水晶山 531
貫山 717
塔ヶ峯 582
竜ヶ鼻 680
鷲峯山 136
虹山 119
大三岳 413
小三岳 306
高野谷山 122
水上山 462
小舟山 149
宮山 233
高畑山 442
茶臼山 408
大鍋山 101
鷲ヶ城山 212
若松区 石峰山 302.4 白山 171 江川(7.8km)
坂井川 松崎川 佐古川
原田川 第二今光川 原田川
熊本川 今光川 牟田尻川
相川 用勺川 坊ヶ渕川
寺田川 赤崎川 逆水川
旧栄盛川 緑川 潮入川
新栄盛川 本村川 甚五井川
古前川 滝光川 新法寺川
宮丸川 椿川 初日川
一番川 相川 山中川
赤島川 西門川 中村川
弥勒山 194
岩尾山 220
高塔山 122
八幡東区 皿倉山 622.2     槻田川(3.5km)
丸山川 神山川 上奥田川
傾城川 旗生川 奥田川
重田川 高砂川 中奥田川
尻長猪倉川 平野川 水無川
猪倉川 北河内川 田代川
鳴水川 南河内川 澄吾川
枝光川 平原川 ソラ川
裏田川 前奥田川 神田川
八幡西区 権現山 617.2 花尾山 351 黒川(10.2km)
遠賀川 曲里川 本城川
黒川 山寺川 養竹川
笹尾川 木屋ヶ谷川 長崎川
金剛川 中島川 宮川
新々堀川 白木川 和田川
堀川 草木川 園田川
曲川 中畑川 山板川
金手川 佐瀬生川 片芒川
金山川 音滝川 西山川
撥川 荒谷川 胞衣田川
割子川 奥畑川 中川
白木川 剛の谷川 宮田川
新延川 秀田川 払川
建郷川 奥野川 五反田川
中子川 蕪良川 後原川
妙見川 碇地川 田の口川
久喜川 金手川 流川
帆柱山 489
河頭山 213
妙見山 47
道伯山 62
日峰山 118
舟尾山 69
金剛山 562
尺岳 608
畑山 154
戸畑区 金比羅山 124.8     天籟寺川(3.5km)
牧山川


 2 島

2006年8月31日開設
2018年8月16日更新
名称
門司区 蕪島 軽子島 津村島
小倉北区 馬島 和合良島 片島
藍島 貝島 姫島
小倉南区 間島 毛無島 羽島
若松区 男島 女島 ハンドー島
本島(消滅) 沖島(消滅)
八幡東区 葛島 松ヶ島(消滅) 端の島(消滅)
中臣島(消滅)    
戸畑区 中の島(消滅) 都島(消滅) 裸島(消滅)




山頂から下関や巌流島を望む

山頂の岩場
風師山[かざしやま]
 名前の由来は、いろいろな説があります。まず、ひとつは山頂の岩場の形が、山桜のカンザシに似ていたので「かざしのやま」と呼ぶようになったと云われています。また、この山では鷹や鳶が多く見られたことから、「風を司る神の山」 と信仰の対照となり「かざがしら」と呼ぶようになったとも云われています。その他、仲哀天皇が神功皇后と共に筑紫に向かわれたとき、その航行の目標として山頂で焚き火が燃やされ風を祈ったことから「かさがしら(風頭)」とも云われています。
 地質は、珪岩を主体とした変成岩の弱い古生層と中生代白亜紀の関門層群からなっています。
 延長約21kmに及ぶ企救自然歩道の最初の山です。



矢筈山の全容

山頂の壕跡
矢筈山[やはずやま]
 名前の由来は、山の形が弓矢の矢筈(矢の末端で弓の弦(つる)を受ける部分)に似ていることから呼ばれるようになったと云われています。企救自然歩道の戸上山と風師山に挟まれた山です。山頂には、明治時代に築かれた砲台と壕が残っており、一部は現在も林間キャンプ場として使用されています。
 地質は、主に中生代白亜紀の関門層群からなっています。



大台ヶ原から山頂を望む

山頂の杉林
戸ノ上山[とのうえさん]
 名前の由来は、山裾の大里の漁民が海中で光る玉を見つけ、引き揚げて浜の松の根元に置いていたところ、神のお告げがあったので枝折戸(しおりど=庭の出入り口などに設けられている折った木の枝や竹をそのまま使った簡単な開き戸)の上に、その玉を載せ山頂に祀ったことから呼ばれるようになったと云われています。現在、山頂には、戸ノ上神社の上宮があります。また、この山は山伏修行の行場となっていました。
 地質は、古生代の弱い変成岩が主体となっています。また、山頂は老杉に覆われており、企救山系では一番高い山です。



頂吉から山頂を望む

山頂のクマザサ
福智山[ふくちやま]
 福智山は、英彦山修験道の行場で、最盛期には12の僧坊があったと云われています。山頂には、二つの祠があり、南側が豊前小笠原藩が祀った「福智神社」、西側は筑前黒田藩が祀った「福智社」の上宮です。
 山頂は、クマザサとススキに覆われ、展望は360度さえぎるものは何もなく、英彦山をはじめ平尾台、貫山、さらに瀬戸内海、響灘の海まで見えます。
 地質は、古生層の堆積岩類である秩父類層群からなり、古生代末から中生代初めにかけて貫入した変斑糲岩が山頂付近を覆っています。また、北九州市では一番高い山です。



呼野から山頂を望む

急傾斜の登山路
竜ヶ鼻[りゅうがはな]
 名前の由来は、風土記編纂の際に山の形が竜の鼻に似ていることから付けられたと云われています。山頂から麓の金辺峠まで比高差460mを断層によって一気に陥没しており、南西壁は斜度55度の急斜面となっています。
 山頂は、クマザサ等に覆われており、江戸時代には小倉藩の猪狩場となっていました。
 北九州市では一番、登山のキツイ山です。