No.47
花房山城
(06.2.11開設/06.12.10更新)
 標高230mの岩尾山の頂にあります。南北に伸びる尾根を、堀切で区切り平坦な本郭を築き東南と北側に土塁を廻らしている。本郭の周りは横堀を廻らし、竪堀を築いている。

八幡西区本城からの遠景写真
 
明治32年八幡より撮影した遠景写真。
当時は、木が全く無い状態でした。
左のアップ写真。本郭の高まりが遠目からも良く判別出来ます。 左の同じ場所ですが、現在は、木々に覆われているため、本郭は判りづらくなっている。
西側・頓田貯水池方面のみ眺望が開けており、この下斜面に竪堀があります。
1本郭東南側の土塁 2本郭 3本郭南側の土塁
4南側尾根の堀切 5北側の横堀 6北側尾根の堀切
7北西側の竪堀1 8北西側の竪堀2 9南西側の竪堀

 館跡
城の本郭から西、標高140mの谷部に南北約50mの石垣が4段から5段雛壇状に築かれいます。この遺構を地元では、花房山城主の居館跡と伝えています。
最上段石垣の南端部分 最上段石垣の西側部分@ 最上段石垣の西側部分A
最上段石垣下の平坦部 最上段石垣の西側部分B 最上段石垣の北端部手前
二段目石垣の西側部分@ 二段目石垣の西側部分A 二段目石垣下の平坦地