東北地方の城
1 弘前城
2 多賀城
平成16年11月12日開設
弘前城

 津軽氏は、慶長8年(1603年)築城に着手し、慶長14年(1609年)に完成しました。
 天守は、寛永4年焼失しましたが、文化7年(1809年)本丸隅櫓を改造して再建しました。
 また、二の丸には三層の辰巳・丑寅・未申櫓が現存しているほか、城門(櫓門)は、三の丸に追門手(大手門)・東門、二の丸に南門・東門、北の曲輪に亀甲門の5門が現存しています。

 
多賀城

 神亀元年(724年)陸奥国府として設置され、按察使(あぜち)が常駐し、奈良時代には鎮守府(ちんじゅふ)も併置されるなど、東北経営の中枢的な役割を果たしました。
 規模は、八町四方の大きさで周囲には築地が廻り、南中央に南門を配置しています。また、内部には約100m四方の政庁跡があり、これは、大宰府政庁と共通する形をしています。