No.27 三角城(吉川城) (06.3.22開設)
1986年2月、2004年3月及び2005年3月に調査
 標高431mの山頂から南北に延びる尾根に、約10段の郭が築かれています。
 No7〜No9の堤は、三角城と大三岳城との間に築かれており、どちらの城に帰属する遺構であるか不明でありますが、地元の伝承からこのページでは三角城の遺構としました。
1.河内三丁目から見た全景 2.切岸の状況(1986年2月撮影) 3.土塁(1986年2月撮影)
4.切岸の状況(2005年3月撮影) 5.切岸の状況(2005年3月撮影) 6.主郭南側斜面下に築かれた郭
(2005年3月撮影)
7.主郭に到る谷部入口に築かれた
堤の破却部状況(2004年3月撮影)
城が攻められた時、貯水していた水を
一気に流した云われています。
8.堤の断面・赤土と黒っぽい腐植土が
版築状に積まれている
(1986年2月撮影)
9.堤の断面状況(1986年2月撮影)